各輸入車メーカー対応可能

外車・輸入車

自動車の歴史をたどると、1800年代末ドイツにて同時期にダイムラーとベンツにてガソリン車が発明されました。
1910年代にはアメリカのフォード社にて自動車の量産体制が確立し大衆化していきました。
明治時代の日本にも輸入され、舶来品で高価な物でした。

明治~大正期には外車(輸入車)のリバースエンジニアリングから国産化も始まり当時日本にもフォード社やGM(ゼネラルモーターズ)社の工場もありました。第二次世界大戦中には政府の産業保護もあり内製化が進んだようです。

1950年代戦後復興からアメリカの豊かなライフスタイルを体現したハイパワーで大きな自動車が登場しました。日本経済も高度経済成長を迎え伸張しましたが1970年代には相次ぐ中東戦争、イラン革命の不安定化からオイルショックが起こり自動車産業も転換を迫られます。

コンパクトで安価な日本車の存在感が増し輸出量が増え1980年代にはアメリカとの貿易摩擦を引き起こしました。
ドイツのフォルクスワーゲンも戦後立ち直りコンパクトカーのゴルフの販売を伸ばしました。
1978年には日本への外車(輸入車)の関税が廃止されています。

参考資料
https://mb-live.jp/products/history/
https://home.hiroshima-u.ac.jp/fukito/friction.pdf
https://www.webcg.net/articles/-/36567

輸入車は外車と呼ばれ富のステータスとしての象徴でもあります。

1970年代後半からスーパーカーブームがあり、バブル時代の1990年代前後にもフェラーリを始めとしたスペシャルな車が登場し注目を集めました。
F1やDTM、WRCなどのモータースポーツも全盛で欧州車の人気もありました。

2000年代近くには環境規制が強化され燃費や環境性能、メンテナンスコストから日本車の人気がさらに伸長しました。
欧州高級メーカーのメルセデスベンツやBMWでもコンパクトモデルも多く展開されるようになり、低金利ローン販売と合わせ以前より手が届きやすくなりました。

海外製品である外車(輸入車)は現在も日本車と比べると維持費を見るとやや高めではありますが、メーカーごとに個性があります。
質感やデザイン、嗜好性、カタログスペックだけではない魅力があります。

2007年にはサブプライムローンに端を発したリーマンショックが起こりアメリカの自動車メーカーを中心に大きな再編が起こりました。

2010年代半ばには脱炭素の国際的な取り決めから電気自動車へのシフトも叫ばれ中国メーカーやテスラなどの振興メーカーも登場しています。電子デバイスも多数搭載され半導体を多く使用するようになっています。

2020年にはコロナ禍による半導体不足が起こり、さらにロシア・ウクライナ問題とインフレが進攻し輸入車・日本車を含め新車の生産が遅延し中古車相場が高くなっている現状があります。

(※2022年5月 作成)

【ドイツ】

メルセデスベンツ(AMG・マイバッハ・EQ・アクトロス・smart)

1886年、ガソリン内燃機関の発明者カール・ベンツと同時期の技術者ゴットリープ・ダイムラー、ヴィルヘルム・マイバッハとともにドイツ南西部の都市シュトゥットガルトにて歴史が始まりました。
メルセデスという名前は女性名で初期のベンツ車の試運転も担当していた富豪エミール・イェリネックの娘の名前にちなんでつけられたそうです。

会社自体の設立は1926年で約100年間の歴史があります。
日本には御料車として1930年代に輸入されたそうです。
昭和初期には販売もはじまりましたが、自動車はかなりの高額だったようです。

1998~2007年アメリカの自動車メーカー ビッグ3の一角クライスラーと合併しダイムラー・クライスラー社として存在していましたが現在は独立し持ち株会社ダイムラーAG社をトップにいくつかの会社を置く構成になっています。

メルセデスベンツブランドの中に、元々はレーシングカーのチューニングを行っていた企業を傘下に収めたハイパフォーマンス部門「AMG」、かつての黎明時代の技術者の名前からとられた最上級部門「マイバッハ」、大型トラック部門の「アクトロス」、マイクロカーなどを扱う小型車ブランド「smart」、そして2016年電気自動車専門部門「EQ」が展開されていましたが、2020年「smart」は中国 浙江吉利控股集団(ジーリー)との合弁会社の傘下になりEVの開発などを行っています。EV専門EQブランドも通常ラインナップにEVの選択肢が加わる形になりブランド名称は廃止になりグレード名にEQが入るなどになっています。

世界中に販売をしている企業であり、日本でも外車(輸入車)として古くから人気が高く高級車の代名詞的存在です。
2000年代に入るとCクラスやAクラス等コンパクトモデルもラインナップに加わり販売台数を増やしています。
一方でフラッグシップであるフルサイズセダンSクラスや、人気の高いオフローダーGクラス(ゲレンデ)もブランドを代表する車種です。

内燃機関の生みの親であるメルセデスベンツですが、ゼロエミッション政策の流れから2039年には完全電気自動車メーカーに舵を切る発表がされていましたが、実質撤回されまずは全車ハイブリッド、EVはラインナップの1グレードとして追加・開発していく方針になっています。

メルセデスベンツジャパン公式サイト:https://www.mercedes-benz.co.jp/

BMW

VW・メルセデスベンツと並びドイツを代表する自動車メーカーがBMWです。
元々は航空機エンジンメーカーとして始まり、現在でもプロペラをモチーフにしたエンブレムが見られます。(※諸説あるそうです)

1916年ドイツの南東部ミュンヘンにて設立され、エンジン開発技術を活かし自動車&バイクメーカーとして発展してきました。

BMWの特徴と言えば「Freude am fahren(駆け抜ける喜び)」というキャッチコピーが有名です。
BMWの代表作「ノイエクラッセ」の市場投入の際1964年頃から使用され、現在でも採用されています。

他のドイツメーカーと比べ走りの「質感」に特化した製品作りはしっかりと活かされています。
1970年代DTMなどからスポーツセダン・クーペのメーカーとして強く印象付けられ、3シリーズが主力ではあります。

現在ではSUVモデルのXシリーズやコンパクトモデルも展開され、2000年代には英国のブランド「MINI」や超高級ブランド「Rolls-Royce」を傘下に加えています。

2013年にはいち早く電気自動車のスペシャルクーペi8を市場投入したり、日本のトヨタとの提携からスポーツカーを開発したりと独自の歩みを続けています。

内燃機関も残しつつ、EV市場での存在感もあり独自のポジションを守っています。

BMWジャパン公式サイト:https://www.bmw.co.jp/

ポルシェ

1931年技術者のフェルディナント・ポルシェによって設立されました。

フェルディナント・ポルシェは若年のころから頭角を現し設立前の1900年代初頭には電気モーターや4輪駆動車の開発も行っていたそうです。

ダイムラー社の技術部長としても自動車や航空機エンジンの開発を進め功績からウィーン工科大学から名誉博士号を与えられます。大学を卒業していないのに「ポルシェ博士」と呼ばれているのはそのためだそうです。

第二次世界大戦期ドイツの国民車フォルクスワーゲンビートル(Type1)の開発も有名で自動車史に多大な影響を与えました。

ポルシェ社は戦争による裁判を経て困難な中1948年ポルシェの名前が冠された初の車「356」が登場しました。
356からすでに洗練されたボディ形状、現在でもブランドを代表するRR(リアシップ・リアドライブ)の駆動方式、丸目のヘッドライトが見受けられます。

1960年代、モータースポーツで数々の成功を収め、現在にも続くモデル「ポルシェ911」(英語だとナインイレブン)が1964年に登場しました。
数々のプライベーターやファクトリーチームの競技用車両として使用されポルシェ911がスポーツメーカーとしての地位を強く印象付けました。

1972年、合資会社から有限責任会社(AG)に変更され、競技用車両とともに生産方式も近代化しスポーツモデルだけではない928を始めとしたグランドツーリングモデルも登場しました。

1990~2002年には、VWとの株式保有のねじれなどを解消しVW傘下に入る物のグループの会長兼最高経営責任者にはフェルディナント・ポルシェの甥であるフェルディナント・ピエヒ氏が就任し影響力を保っていました。

2000年代に入るとグループの戦略や技術的協業から、スポーツユーティリティビークル(SUV)カイエンが開発されます。

以前の928系モデルも終了しており、スポーツ色が強かったポルシェに多目的かつラグジュアリーなSUVが登場ということで強いインパクトを与えました。

結果的にビジネス的にも成功し、現在はグランドツーリングモデル「パナメーラ」や弟分のマカンも加わりポルシェを代表する車種になっています。

現在も911のコンセプトは受け継がれており、高級スポーツカーの代名詞になっています。
水平対向エンジンを搭載したMRモデル、ボクスター/ケイマンも人気を集めています。

ポルシェもまたEV化の流れから内燃機関は存続、まずはハイブリッド化となり911をはじめ希少モデルの追加等高級化もさらに進んでいます。

ポルシェジャパン公式サイト:https://www.porsche.com/

VW/アウディ/ベントレー

ドイツ語訳をすると国民車にあたるのがフォルクスワーゲンです。
第二次世界大戦時ナチス政権下に作られた国策メーカーですが、連合国の下戦後も解体されず継続されました。
長年生産され世界中に輸出・生産されたビートル Type1、現在でも多くの販売数を誇る小型車ゴルフ等自動車の歴史にも大きな影響を与えています。

ドイツ北部のヴォルフスブルクに拠点があり、フォルクスワーゲンを生産するための計画都市として作られたそうです。
日本国内でも1950年代から販売されており、ヤナセなどのディーラーを始め、トヨタの系列店でも扱いがあった時代がありました。(DUO/ファーレン)

VWグループ傘下には多くのブランドを納めヴォルフスブルクを中心に東欧やメキシコ、中国、インド、南米と世界中で生産されています。
中国でも人気があり販売台数首位をトヨタと争う巨大メーカーです。

コロナ禍とEVシフトの波の中モデルチェンジがうまく進まず、ドイツ国内のドレスデン工場では自動車の生産を停止しAI・半導体技術拠点にする等、生産台数だけではない計画の変更も迫られています。

VWジャパン公式サイト:https://www.volkswagen.co.jp/

アウディ

元々は4つの会社が合併したアウトウニオンという企業でした。戦後ドイツ南部のインゴルシュタットにて再出発し、1964年にはVW傘下となります。

現在もVWグループの中核をなすブランドでドイツの主要自動車メーカーのひとつです。アウディブランドの象徴として、1980年代のラリー選手権、アウディ・クワトロS1を駆り女性初の優勝ドライバーとなったミシェル・ムートン氏の実績や、2000年代から2018年の間ル・マン24時間レースにて13回優勝という実績があります。

レースで培われたフルタイム4輪駆動「クワトロシステム」や、マトリクスLEDヘッドライトやハイブリッド技術など市販車開発にも活かされています。

2026年、「Audi Revolut F1 team」としてF1チーム ザウバーを買収する形で参加。アウディもまたコンセプトモデルの計画変更などがありますが、各メーカー参加で盛り上がるF1と技術的な発展も目が離せません。

アウディジャパン公式サイト:https://www.audi.co.jp/

傘下のブランド一覧
  • フォルクスワーゲン(VW)
  • ポルシェ
  • アウディ
    • ランボルギーニ
      • ドゥカティ
      • イタルデザイン
  • ベントレー
  • ブガッティ
  • JETTA(中国のみ)、セアト(スペイン)、クプラ(Cupra・セアトのスポーツ部門)、シュコダ(チェコ)
  • トラックでトレイトン、スカニア、MAN
オペル

VWと並び歴史のあるドイツのメーカーです。
1931年にはアメリカのGM傘下となり小型車を始め大衆車を生産してきました。

2017年リーマンショックに端を発しフランスのPSAグループに、その後イタリアのFIAT等の傘下ステランティスの一員になっています。

日本でも1990年代までは販売されていましたが、2006年以降には取扱店がなくなってしまい影の薄いメーカーになってしまっています。
2021年、再上陸のニュースもありましたがコロナ禍の影響で保留→凍結になっています。

オペルジャパン公式サイト:https://www.opel.jp/

【英国】

MINI(ミニ)

1952年、英国のブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)にて誕生しました。

その名前の通り小さく最低限のコンパクトな車として人気を博しました。
モーリスMINI、ローバーMINIと変遷を経て現在はドイツBMW傘下になっています。

現在のMINIは安全基準や装備からサイズが大きくなっています。
BMW MINIのオートマチック・トランスミッション(AT)は、主に日本の自動車部品メーカー「アイシン」製が採用されており信頼性が増しています。

日本では輸入車新規登録台数では2016年より1位を記録しており手に入れやすい身近な車種となっています。

BMW MINIジャパン公式サイト:https://www.mini.jp/

ジャガー

英国ロイヤルワラントにも指定されている英国を代表する高級ブランドがジャガーです。
現在はインド資本のタタモーターズ傘下となりつつもデザイン・生産は英国で行われています。

ブランドを代表する車種「XJ」が2019年一旦生産終了となりましたが、電気自動車への転換など流動的なようです。

Type00」という性能よりもコンセプトやデザインを前面に出した新しいEVを発売予定ではありますが、サイバー攻撃などの影響で遅延が発生し、EV一辺倒に懐疑的な風潮になっており引き続き流動的なようです。

軽量アルミフレームやエアサスをいち早く取り入れたメーカーでスポーティなブランドイメージをつくっています。

SUVモデルのF-PACE、コンパクトモデルのE-PACE、電気自動車のI-PACE、セダンのXF、XEがあります。

ジャガージャパン公式サイト:https://www.jaguar.co.jp/

アストンマーチン

映画007でボンドカーとしても有名な、英国の高級スポーツカーメーカーがアストンマーチンです。(公式表記はアストンマーティン)

1913年英国、ロンドンの工房にてライオネル・マーティンとロバート・バムフォードにより創業されました。その後度々経営が変わり1947年デイヴィッド・ブラウンによる買収から現在にも続く命名規則「DB」が車名につけられるようになりました。

その後も他の英国車メーカーと同様に所有権が変遷していますが、2018年ASTON MARTIN LAGONDA GLOBAL HOLDINGS(AML)としてロンドン証券市場に上場しています。

エンジンは最新の設備のあるドイツでの生産にはなりましたが、デザインや車両生産は現在も英国で行われています。
過去に7回も破産していますが、ブランド力は健在で何度も復活を果たしています。

高級SUVである「DBX」が2020年に登場し売上に大きく貢献した物の全体的な黒字とはなっておらず苦戦が続きます。

アストンマーティンジャパン公式サイト:https://www.astonmartin.com/

ロールスロイス

高級ブランドを代表する英国のメーカーがロールスロイスです。
自動車メーカーでは高級車ブランドがいくつもありますが、その中でも頭一つ抜けている印象があるのがロールスロイスです。

航空機エンジンの製造事業から始まり、現在でも自動車以外にもジェットエンジンの生産もしています。
価格も3700万円から。世界中のハイクラスな層に受け入れられています。

ほとんどワンオフで好きに車をつくれる「コーチビルド」部門があります。

2022年には6,021台以上の販売、2023年には6,032台という販売記録を達成しインフレの中、販売台数とともに高収益を上げています。EVスペクターも世界の富裕層の中では選択肢ではあり、SUVカリナン以上の販売台数があったそうです。

ロールスロイス日本公式サイト:https://www.rolls-roycemotorcars.com/

ランドローバー

英国のオフロードカーを代表するブランドがランドローバーです。
1970年代には高級車でありながらオフロードも走破するという現在のSUVのコンセプトに近い車「レンジローバー」が登場しました。

軍用車両や特殊車両として使用される傍ら、レンジローバーの派生モデルは高級SUVとして人気があります。

現在はジャガーと同じくインドのタタモーターズ傘下にあり、設計や生産は英国メインで行われています。
ランドローバーもまたロイヤルワラントの指定があります。

ランドローバーもまたジャガーと同じくEVシフトには遅れを取っており踊り場といったポジションになっています。

ランドローバー日本公式サイト:https://www.landrover.co.jp/

ベントレー

英国を代表する高級車メーカーがベントレーです。
ル・マン24時間レースを始めレースでも実績を残しつつも経営難の時代が多く1998年以降ドイツVWグループの傘下となっています。

新生ベントレーを代表するスポーツクーペ「コンチネンタルGT」はヒットを記録しブランドを代表する車になっています。
2015年ベントレーにもSUVが追加され12気筒エンジンを搭載したベンテイガが登場し高額車でありながら世界中で販売が伸びています。

現在の王室専用車両もベントレーであり、ブランド力はロールスロイスと並び現在も威光を放っています。

ベントレーモーターズ日本公式サイト:https://www.bentleymotors.jp/

マクラーレン

1980年代後半~1990年代のF1、アイルトン・セナの乗るマルボロカラーのホンダ・マクラーレンが残した輝かしい実績は日本国内でも非常に有名でマクラーレンは歴史あるコンストラクターです。

そんなレーシングチーム「マクラーレン」の技術をフィードバックして開発されたスーパーカーが市販車部門マクラーレン・オートモーティブから販売されています。
エンジンは英国大手産業機械メーカー リカルドとの共同開発によるエンジンが搭載されています。

マクラーレンもまたSUVを開発中といううわさがありますが、2026年現在ではまだ日の目を見ていません。

マクラーレンオートモーティブ日本公式サイト:https://cars.mclaren.com/

ロータス

競技用車両の改造から始まり1952年英国にて設立されました。

元々ライトウェイトスポーツカーをメインに手掛けておりロータスセブンやエリート、エランなどヒット車が多くあります。(基本的に車名の頭文字にeが付きます)

2000年代頃にもエリーゼと代表作があったものの資本的に恵まれたブランドではなくマレーシアの国策自動車企業プロトンその親会社のDRB-ハイコム傘下となり、なかなか新車が世の中に出てきませんでした。

現在は2017年以降中国のジーリー(吉利)自動車(ボルボの親会社)が筆頭株主になっているそうです。

1996年よりモデルチェンジしながら長らく生産されていたエリーゼが、さらに「エヴォーラ」が2021年に終了になりました。次期モデルは「エミーラ」で高級化しています。

2023年頃からEVの「エレトレ」が発売され同時にSUV化もしました。日本ではあまり評価が少なくなっていますが、海外では良い一定の評価があるようです。

ロータス日本公式サイト(LCI):http://www.lotus-cars.jp/

【イタリア】

フィアット

ステランティスグループ傘下に多くのブランドを所有し、その中核にあるイタリアを代表する大手メーカーです。

Fabbrica Italiana Automobili Torinoの略で100年以上の歴史があります。

フィアットブランドでは主に欧州の都市にあわせたコンパクトモデルを展開し、高級車ラインにランチアが、チューンアップブランドにアバルトがあります。
日本ではルパン三世のフィアット500が有名ですね。

またニッチなところでキャンピングカーのベースにも使用されるデュカトが日本に正規輸入されるそうです。

ステランティスグループ傘下のブランド一覧
  • フィアット(イタリア)
    • アバルト
    • アルファロメオ
    • ランチア
  • クライスラー(米国)
    • ジープ
    • ダッジ
      • ラムトラック
  • (元PSAグループ フランス)
    • プジョー
    • シトロエン
      • DSオートモビル
  • マセラティ(イタリア)
  • オペル(ドイツ)
  • ボクスホール(英国)

FIAT日本公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/

ランチア

フィアットと比べ高性能・高品質車のメーカーとして発展し、1969年にはフィアット傘下となりました。

1970年代にはWRCラリー選手権でストラトスやデルタが活躍し日本でも知名度がありました。
(当時はランチャとの表記も)

現在はイタリア国内では販売されている物の日本では販売されておらずややマニアックなブランドになっています。

LANCIA本国サイト:https://www.lancia.com/

アルファロメオ

創設から100年以上と歴史のあるブランドです。1986年にはフィアット傘下に。

高性能な高品質車やレースでも実績が多く、現在にも続くフェラーリやポルシェとも引けを取らないメーカーでした。
しかし、戦後の混乱や経営の立て直しから高性能スポーツモデルよりもやや量産型スポーツモデルを製造するメーカーになりました。

アルファロメオの最大の特徴はデザインです。
スポーティなコンセプトを受け継ぎながら、盾のエンブレムを活かした一癖あるデザインになっています。
日本での販売は続いている物のラインナップは数種類であり年販2400台ほどとなっています。

ジュリアとステルヴィオも発売から10年も経ち長寿命モデルとなっています。

同じステランティスグループ傘下のマセラティとの「BOTTEGAFUORISERIE(ボッテガ フオリセリエ)」プロジェクトが発表され効率的、小生産、高付加価値、ヴィンテージモデルの修復、高額高性能化車両を開発していくそうです。

アルファロメオジャパン公式サイト:https://www.alfaromeo-jp.com/

マセラティ

マセラティも元々は独立したメーカーでレースカーを制作していたメーカーです。

一時期はフェラーリ傘下にありフェラーリ工場でエンジンが組み立てられていました。

現在はグループ再編の中フィアットグループ、アメリカのクライスラー、フランスのPSAグループとともにステランティス傘下となっています。

近年ではクアトロポルテのヒットからグラントゥーリズモ、戦略車のギブリ、SUVのレヴァンテ、グレカーレを追加しグループ内の高級ブランドとして存在しています。

スポーツクーペ「MC20」の改良版として「MCプーラ チェロ」が2025登場しています。

マセラティジャパン公式サイト:https://www.maserati.com/

ランボルギーニ

イタリアのスーパーカーとして有名なランボルギーニですが、元々はトラクターなどを製造販売していた技術者のフェルッチオ・ランボルギーニにより生み出されました。
現在もトラクター製造販売は続いています。

1970年代のスーパーカーブームから現在までランボルギーニは高級ブランドであり異彩を放ています。
一方レースなどにはあまり積極的ではなく、見た目重視と揶揄されるランボルギーニですが、2000年代にはドイツのアウディ傘下になり性能が格段に向上しました。

ランボルギーニにも高級SUVウルスが追加され、現代でも高い注目度があります。

初のプラグインハイブリッド フラッグシップ「レヴエルト」、ウラカンの後継 V8ハイブリッドの「テメラリオ」が登場しました。カウンタックの復刻「LPI 800-4」などの超希少モデルが投入されたり、上記のウルスと合わせビジネス的にも現在はランボルギーニ社だけでなくVWグループを支えるほどの存在感があります。

ランボルギーニジャパン公式サイト:https://www.lamborghini.com/

フェラーリ

イタリアを代表する圧倒的なブランド力のある高級自動車メーカーがフェラーリです。
レースで培われた技術を市販車にもフィードバックし、レースのために車を売っているとも言われています。

実際に現在もモータースポーツコンストラクターでありイタリアを代表する「憧れ」のブランドで有り続けています。
日本でも人気は高く、成功者の象徴やステータスとしても高いブランド力を誇っています。

性能の部分でも、他メーカーにも引けを取らずレーシングカー感を残しつつ乗りやすさも向上しています。
メンテナンス保証も充実しており高いリセールバリューがあり投資としても抜群の人気があります。

フェラーリの美しいデザインと言えば別会社「ピニンファリーナ」が有名でしたが、現在のデザインは内製化が進み自社になっています。
寂しさはある物の技術的なフィードバックをデザインにもすぐに反映しやすくなったと思われますので、より新時代のフェラーリが開発しやすくなったと思われます。

プロサングエや12チリンドリ、F80等 超高価格にも関らず高いブランド力を誇っており世界中で憧れのスーパーカーとして存在し続けています。

フェラーリ日本公式サイト:https://www.ferrari.com/

パガーニ

大手メーカーではありませんが高性能なスーパーカーを製造しているメーカーです。
AMG製エンジンを搭載しエキゾチックなデザインが個性を放っています。

スーパーカーよりさらに上のハイパーカーなる車も富裕層向けに存在する時代で代表車種のゾンダ(少なくとも1億円以上)や次代のウアイラは2億円以上します。
2020年~スカイグループが日本代理店になっています。

パガーニ・アウトモビリ(スカイグループ)https://www.sky-g.org/pagani/

【フランス】

プジョー

フランスを代表する量産車メーカーです。
長い歴史があり、1970年代には同国のシトロエンを吸収合併しPSAグループを形成、現在はグループ再編からステランティスグループに統合されています。
フランス映画TAXiでも主人公が使用する406/407が有名です。
日本国内では大衆車がメインな割に維持費がかかるとしてマニアックなメーカーになっていましたが、2020年代モデルチェンジを経てシトロエンやルノーと共に販売数がやや増えています。

特徴はエンジンの性能というよりもシートの感触や乗り心地に評価があります。

プジョー日本公式サイト:https://www.peugeot.co.jp/

シトロエン/DS

プジョーと同じくグループを形成するフランスの大衆車メーカーです。
日本では移動販売車両に使われたシトロエンバス(Hバン)なども有名です。

往年の名車「DS」から取られたと思われる中核ブランドDS Automobilesが2014年頃から展開されており日本での購入も可能です。

シトロエン日本公式サイト:https://www.citroen.jp/

ルノー

PSAグループと並ぶフランスを代表する大衆車メーカーです。
1999年、日本の日産自動車(2016年その傘下に三菱自動車)を傘下に、また日本ではあまりなじみのないルーマニアのダチアやロシアのラーダ(資本提携)、韓国のルノーコリアとグループを形成しています。

主に社用車でも使用されるカングーなど日本国内では販売はある物のやはりマイナーな印象ではありますが近年は販売台数がやや増えています。

2025年末にはEVとなった新型「トゥインゴ」も発表されフランスらしいエッセンスが感じられるフレンドリーなデザインとなっています。

ルノージャポンオフィシャルサイト:https://www.renault.jp/

アルピーヌ

かつての名車A110がルノー傘下のスポーツブランドとして出発し復活しました。
ドイツやフランス、日本とも違うライトウェイトスポーツカーで今後の展開が注目です。

近年ではルノー改め Alpine F1 Team としてF1にも参加していますが、コスト面などからかつての名門時代から比べると苦戦が続いています。

アルピーヌ:https://www.alpinecars.jp/

ブガッティ

イタリア人のエットーレ・ブガッティが(当時ドイツ領の)フランスにて創業し、現在はドイツVWの傘下ですが、フランスメーカーなのがブガッティです。

スカイブルーが印象的なかつての高性能車タイプ35をはじめ当時から高級車を製造し自動車史にも名前を残しましたが一度消滅し、1987年イタリアの実業家の元復活を果たしました。

バブル時代のスーパーカーEB110や1000馬力超え1.8億円もするヴェイロンがハイパーカーのカテゴリーを生み出しました。

2021年にはクロアチアに籍のあるリマックと合併しブガッティ・リマックとなりハイパーカーを製造しています。

リマック

リマックの創業者は1988年生まれのエンジニア、マテ・リマックで現在は最先端EV技術を開発するエンジニアリング企業となっています。
ポルシェをはじめ大手の自動車メーカー、ソフトバンク等から出資・提携を受け欧州でも新鋭の存在感を放つ企業となっています。さらに近年は、自動運転EVタクシー事業にも参入。新会社 Verneを設立し、欧州でのロボタクシー展開を計画しています。

ブガッティ・オートモービル:https://www.bugatti.com/

【アメリカ】

キャデラック

アメリカGM(General Motors Company)グループの高級ブランドにあたるのがキャデラックです。
1900年初頭ライバル、フォードの高級ブランド リンカーンに対抗して誕生しました。

1950-60年代の巨大なテールフィンが付いたエルドラドが有名で、その時代の豊かな生活を象徴し、現代の車にも続く快適装備なども充実していきました。

現在日本ではあまり見られないブランドではありますが、ヤナセ系列を始め直営の正規ディーラー網で販売はされています。(※右ハンドルがない)

大統領専用車両をはじめ長らくセダンのイメージがありますが、人気モデルのエスカレードと共に近年は中型SUVモデルも種類が増えています。

キャデラックジャパン公式サイト:https://www.cadillacjapan.com/

GMグループ傘下のブランド一覧
  • キャデラック(米国)
  • シボレー(米国)
  • ビュイック(米国)
  • GMC(米国)
  • 上汽通用五菱汽車(合弁企業 中国 ※小型のEVが有名)

かつてはHUMMER(※EVとして復活というニュースも)、ポンティアック、オールズモビル、サターン、オーストラリアのホールデン等いくつもブランドがありましたがリーマンショック後経営再編から廃止されてしまいました。

Hummerは中国企業による買収→認可が下りず一度廃止状態→その後EVとして復活→2022年登場となりました。
電池積載でなんと重量は4.3tもあるそうです。アメリカンカーとして電池でもマッスル感のある仕様で2024年、2025年には14,000台ほど売れているそうです。

シボレー

GMグループの中核を担うブランドです。
かつては高級ブランドでしたが、現在は中堅ブランドのイメージです。

カマロなどのスポーツカーから、ピックアップトラック、SUVと北米ではよく見受けられます。

日本国内ではかつてはスズキとの提携からシボレーブランドが見られましたが、現在は解消されコルベットやカマロ等人気車種のみ販売されています。
ハンドルやメーター、基準の違いからリーマンショック以降、なかなかアメリカブランドの日の目が上がらないのが現状ではありますが、ニッチな根強い人気はあります。

シボレー:https://www.chevroletjapan.com/

フォード/リンカーン

大量生産を確立し自動車業界を成立させたと言っても過言ではない自動車史を代表するアメリカのメーカーです。
SUV人気の中でもアメリカではピックアップトラックが一番販売されているカテゴリーであり、フォードのFシリーズはベストセラーとなっています。

日本では名車マスタングやSUVのエクスプローラーの人気がありましたが、ピックアップトラックは人気カテゴリーではなくややマニアックな車になってしまっています。

フォードの高級ブランドにリンカーンがあります。
高級SUVのナビゲーターが日本国内では人気がありましたが、日本では大きすぎるサイズ等から「スタイル」で選ぶ車になっています。

EVの投資回収が進まなかったり、セダンやコンパクトカーなどの乗用車は生産終了の方向となっており、本国フォードの販売構成比は SUV/トラック:乗用車=8:2 以上となってきているそうです。

アフターサービス日本公式サイト(PCI)http://www.ford-service.co.jp/
フォード本国サイト:https://www.ford.com/

クライスラー/ジープ

かつてはアメリカンビッグスリーを形成していた歴史のある大手自動車メーカーです。1998-2007年メルセデスベンツの大本ダイムラー社と合併しダイムラー・クライスラーを形成していました。

リーマンショックを経てフィアットとFCAグループになり、後にフランスPSAと統合し現在はステランティスグループになっています。

日本国内で一番知名度があると思われるのがジープです。近年日本でも約10,000台ほどの販売数があるそうです。
元々軍用車両でオフロードカーの代名詞的存在です。
ラングラーやチェロキー、小型SUVのレネゲートがあります。

クライスラーブランドではアメリカ本国でも300とパシフィカという車の実質2車種しかない状態です。

ジープジャパン公式サイト:https://www.jeep-japan.com/
クライスラー本国サイト:https://www.chrysler.com/

ダッジ

クライスラー傘下のマッスルカーやピックアップトラックやバンがメインのブランドがダッジです。
2010年以降、ピックアップトラック部門が分離され「Ram Trucks」というブランドになっています。
名前の通り羊のエンブレムが印象的でワイルドなアメリカンな空気にあふれています。

ダッジもまた過去に日本での販売はありましたが、2022年現在はディーラー網がほとんどなくなってしまっています。

ダッジ本国サイト:https://www.dodge.com/

テスラ

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【その他】

ボルボ

約100年の歴史があるスウェーデンのメーカーです。
安全第一の思想で設計され今では当たり前の3点式シートベルトを初めて車に搭載しています。

現在は中国の吉利自動車傘下になっています。ハイパフォーマンス部門でPolestar Engineeredがあります。
日本でも販売されており、ディーラーがあります。

安全性能はよくてもやや故障率が高い印象です。

ボルボカージャパン公式サイト:https://www.volvocars.com/

サーブ

スウェーデンの財閥系企業SAABの自動車部門として存在していました。
2000年代はまだ販売もありましたが、現在は残念ながらブランドも自動車部門もなくなっています。
トラックメーカーのスカニアもありましたが現在は分離しVW傘下になっています。

ケーニグセグ

1994年スウェーデンの22歳の実業家が始めたハイパーカーメーカーです。(サイトにはメガカーとあります)

当時最速のスペックを誇るCCRやのちのCCX等現在でも後継機が開発され継続しています。
2020~Koenigsegg BINGO SPORTSが日本代理店としてあります。

デ・トマソ

1959年アルゼンチン出身のレーサーであったデ・トマソによってイタリアにて設立された知る人ぞ知るスポーツメーカーです。
1970年代フォード製V型エンジンを搭載したパンテーラを発売し1990年代頃まで存在していました。シャレードデトマソという日本車もありました。

なんと2023年に投資家の出資により復活するそうです。

https://detomaso-automobili.com/

【アジア系】

現代自動車(ヒョンデ、ヒュンダイ)

韓国の老舗自動車メーカーで、日本では一度販売を撤退していました。モーターショーなどの展示では大型車両の出展も目立ち、近年はEV専売にて再上陸を果たしTVCMなども展開されていました。

世界での販売台数は2025年に約410万台と大規模になっています。Hyundai本体に加え、KiaやGenesisといったブランドを持ち、ハイブリッド車やEVも含め幅広く展開しています。

EV単体でも数十万台の実績があり、欧州では中国勢との競争を意識した戦略を進めています。

BYD(比亜迪)

近年では見逃せなくなった中国自動車メーカー。その中で日本でも話題になったのがBYDです。

1995年バッテリーメーカーとして始まり、その強みを活かして電池・モーター・車両の多くを自社で開発・生産する「垂直統合」の代表的メーカーです。
コスト優位性を活かし、EV・プラグインハイブリッド(PHEV)両方を手掛け量販車から、仰望(ヤンワン)など高性能ブランドやミニバンが代表的なDENZAなど複数のサブブランドがあります。

現在BYDは中国最大級の自動車メーカーで中国国内から海外へも販路を広げ、EV販売台数ではテスラを抜きEV界の中心的なメーカーとなっています。

Geely(ジーリー)

Geely(吉利汽車)は、1986年に冷蔵庫メーカーとして創業し、1997年に自動車製造へ進出した中国の老舗民間自動車メーカーです。EVだけでなくガソリン車やハイブリッド車にも長く取り組んでおり、海外メーカーへの出資や買収を通じて、ボルボやロータス、プロトンなど欧州・海外のブランドも傘下に収めています。ボルボは日本でも広く知られています。

自社ブランドでは、高級EVの Zeekr(ジーカー) をはじめ、Lynk & Co、Galaxy、Radar など複数のサブブランドを展開。さらに、ニッチな分野としてロンドンタクシー製造会社も完全子会社化しています。

また、ボルボ傘下のEVブランド Polestar は、中国国外でも注目されており、Geelyグループ全体のEV戦略の重要な存在となっています。

GAC / Aion(広汽埃安)

GAC Group(広州汽車集団)は中国の大手自動車メーカーのひとつで、国有色の強い企業として長年にわたり国内市場で存在感を示しています。生産基盤を背景にした大量生産でEVブランド「Aion」はコンパクトカーからSUVまで幅広いラインナップで販売数が多いブランドです。

Xiaomi(シャオミ)

中国のカリスマ経営者、雷軍CEOが率いるXiaomiは、もともと世界的に知られるスマートフォン・家電メーカーですが、2024年にEV市場へ本格参入しました。

第一弾モデルの電動セダン 「SU7」 は、航続距離の長さと手頃な価格、スタイリッシュなデザインで注目を集め、後続の YUシリーズ も予約が好調です。IT企業としての強みを活かし、スマート機能の連携やソフトウェア中心のユーザー体験を打ち出している点も特徴です。

さらに、2025年にはEV事業部が四半期ベースで黒字化したと報じられ、EV新規参入企業としては稀な収益化の兆しを示しています。今後も技術力、製造力、ブランド戦略を組み合わせて成長が期待される存在です。

SAIC Motor(上汽集団)

SAIC Motorは、中国の国有系大手自動車メーカーで、上海を拠点にしています。自社ブランドに加え、英ローバー系復活ブランドの MG、Roewe、商用車・ミニバンの Maxus など、複数のブランドを展開しています。

中国国内ではNEV(EV・PHEV)市場でも大きなシェアを持ち、量産体制の強さを活かして世界中で数百万台の販売実績があります。一方で、近年は価格競争や市場変動の影響で、収益性の調整が求められる局面にあります。

NIO(蔚来汽車)、Xpeng(小鵬汽車)、Li Auto(理想汽車)

中国EV新興メーカーで有名なのが上記の3社ですね。

NIO(ニーオ)は高級EVを中心に展開しており、数分でバッテリー交換ができる技術が大きな強みです。充電待ち時間をほとんど気にせず走れる点がユーザーに支持されていますが、規模の拡大や黒字化はまだ課題です。

Xpeng(シャオペン)は自動運転やスマート機能を売りにしたメーカーで、SUVやセダンを展開。VWとの技術提携もあり、技術力を武器に成長中ですが、利益面ではまだ安定していません。

Li Auto(リオート)はレンジエクステンダー搭載の大型SUVを主力に、長距離走行での利便性を重視しています。販売台数は増加傾向で収益性は比較的安定していますが、純粋なEV市場での競争力強化や海外展開は今後の課題です。

3社とも独自技術や戦略で存在感を示していますが、BYDのような大規模メーカーとの競争は依然厳しく、今後は収益性の改善や量産体制の強化がカギとなりそうです。

【EV そのほか】

Lucid Motors(ルシードモータース)

元テスラ出身のエンジニアが設立に関わったことでも注目されるアメリカ カリフォルニアに拠点を置くEV専属メーカーです。
第一弾モデルは高級電動セダン「Lucid Air」で、航続距離や高効率バッテリー技術を特徴とする高性能EVとして評価されています。最近は 大型電動SUV「Gravity」シリーズを量産開始し、高出力・長距離性能で高級SUV市場への存在感を強めていますが、生産・供給の拡大には依然課題もあります。

2025年にはSUVの、より手頃な「Gravity Touring」などバリエーションも発表されましたが、依然として収益性改善と生産拡大が中長期の課題となっています。

Rivian(リヴィアン)

Rivian Automotive は2009年設立の米国EVスタートアップで、SUVやピックアップトラックを中心に展開する独自路線を築いています。

代表モデルは大型ピックアップ R1T や7人乗りSUV R1S で、北米での高評価と一定の販売実績を持ちます。さらに 商用EV(電動バン) の供給でAmazonなどとも協業しています。

近年はより手頃な 中型SUV「R2」 を2026年に投入予定としており、これが販売拡大の鍵とされています。Rivianは大衆市場への進出を図りつつ、複数の資金調達やパートナーシップで成長基盤を強化していますが、依然として黒字化には至っていません。

世界的には テスラに次ぐ存在感を持つ“ニッチ強化型EVメーカー” と言えます。

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